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桃李塾かわら版~その2~

吉田松陰名語「一会一言」をお送りします。「反求」、心に刺さります。

目下、国政は選挙後の混乱の一途。はて、日本を正道に導けるか、、いや、、。


 

一会一言 吉田松陰名語(二) 川口雅昭

 

反求(かえりてもとむ)

反求の二字、聖経賢伝せいきょうけんでん百千万言の帰着する所なり。在身みにありの二字も又同じ工夫なり。天下の事大事小事此の道を離れて成ることなし。大、四海を包み、剛ごう、金石きんせきを貫く、豈あに復また他た道どうあらんや。

安政あんせい二年(一八五五)八月「講孟劄記こうもうさっき」


【訳】「反求かえりてもとむ」、我が身を振り返り己を責めよという語こそ、聖賢の無数の教えの結論である。「在身みにありみにあり」、一切の問題の原因は我が身にある、己の身が全ての源である、という語も同じ努力の道を説いたものである。天下の問題は、大小の別なく、この二語のいう道を離れて成就するものはない。それ故、その大きさは四海を包み、その剛こわさは金石をも穿うがつというような事業も、この道の外にはない。


【解説】

この教え首肯しゅこうしない者はあるまい。しかし、一旦、我が身となれば、弁解、責任逃れ、責任転嫁のオンパレード、果ては「記憶にございません」か?将に今の我が国人の姿である。それでもなお「受けさせられた戦後教育」のせいというか。反かえりて求もとめよ!!

 

桃李塾とは

「心ある日本人たれ」を塾是とし、中・高校生を対象に、国家社会のリーダーたる人材を育成することを目指しています。

桃李塾では、定期的に私たちの活動状況などをお送りします。

心で感じて、心を読んで、心にふれて、そんな思いに御支援をお願いします。




 
 
 

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